ドイツ 1 | −古城街道・ロマンチック街道− |
日本からフランクフルトに飛び、古城街道、ロマンチック街道などを通りながら観光地を巡り、ノイシュバンシュタイン城を見て、フランクフルトから日本に戻ってくる。
さあ、出発。成田発11:35 全日空NH-209便 フランクフルト着16:35(日本時間23:35)、12時間のフライトだ。サマータイム期間は時差-7時間。航空機も進歩しているようだ。個人で映画や音楽プログラムが楽しめるように、前の座席の背もたれに液晶の画面がついている。とは言っても、やはり長い。
機内食 離陸後と着陸前の2回だされた。 |
◆フランクフルトに到着
12時間後ようやく到着。フランクフルトは気温31度。湿度が低いのでべとつく感じはない。ホテルに向かうバスに乗る前に買い物をする。飲み物と食べ物を少々仕入れる。ビールは水より安いようだ。バスに乗る頃シャワーと呼ばれる夕立があった。シャワーはこの時期はよくあるとのこと。30分位でやむそうだ。ホテルに着く頃にはあがっていた。夕方6時過ぎぐらいに到着。明日の予定を聞いて、部屋に入る。一日が7時間も長くなった日だったので疲れた。本物のシャワーを浴びて床につく。走行距離31q。
フランクフルト ホテル18階から |
6時30分朝食。朝食後ホテル前を散歩。7時45分出発。アウトバーンでリューデスハイムに向かう。8時30分リューデスハイム着。20分ほど町中を散策。つぐみ横町は、朝なのでまだ静かだった。
つぐみ横町 リューデスハイム。ワインレストランが軒を連ねるが、朝なので静かだった。 |
ブドウ畑 リューデスハイム。ここはラインカウワインの中心地。 |
リューデスハイムの町 後方はニーダヴァルト記念碑が立つ丘1871年ドイツ統一を記念してたてられた。 |
◆ライン川クルーズ
散策後にライン川クルーズ。2時間の船旅を楽しむ。船が動き出すと、船の甲板は結構肌寒く、長袖のシャツが丁度よかった。曇り空で靄(もや)がかかっていたが、ライン川からの景色は十分楽しめる。
ライン川はドイツの3大大河の一つで、今でも物資輸送の重要な経路として利用され、また観光の資源として考えれている。そのため、橋は架けられずに渡し船が活躍している。幅が広く、川の左右にはぶどう畑と古城がみえ、すばらしい景色だ。
ライン川沿いのぶどうは、斜面で光のあたりがよく、川からの光の反射も受けるため、より暖められ甘いぶどうになるという。エーベルバッハ修道院のガイドさんの話だ。走行距離212q。
ライン川クルーズ船 |
エーレンフェルス城趾 |
ネズミの塔 通行税徴収のためにたてられた塔。悪徳司教がネズミに食い殺されたという伝説がある。 |
ラインシュタイン城 ライン河畔で美しい城の一つ。かつての税関を城に改築したもの。 |
バッハラッハの町とシュターレック城 |
ローレライ |
ローレライからみたライン川 |
エーベルバッハ修道院 |
◆クロンベルグのホテル
今夜の宿は「シャトーホテル シュロスホテルクロンベルグ」
ホテル |
◆ハイデルベルグ城
ハイデルベルグ城は30年戦争の後フランス軍に焼かれ、その後完全に修復されたことはなかったとあって、美しさを取り戻してはいない。
ハイデルベルグ城 30年戦争後、ルイ14世率いるフランス軍によって大きく破壊された。 |
ハイデルベルグ城の中庭 |
防御の塔 ハイデルベルグ城 |
エリザベス門 ハイデルベルグ城 |
ハイデルベルグ城から見る旧市街や古い橋は本当に美しいと思う。
旧市街 ハイデルベルグ城からの眺め |
◆マルクト広場
マルクト広場は旧市街の中心にあり、観光の起点となるところである。
市庁舎 ハイデルベルグ マルクト広場 |
聖霊教会 ハイデルベルグ マルクト広場 |
学生牢 ハイデルベルグ マルクト広場 |
イエズス教会 ハイデルベルグ マルクト広場 |
猿の像 ネッカー川に架かる橋アルテ・ブリュッケにある ハイデルベルグ |
ハイデルベルグからローテンブルグへ向かう古城街道では、古城がポツポツとあらわれ、時にはバスを止めて写真を撮ったり、走りながら添乗員から説明を聞いた。古城街道沿いのネッカー川の岸では至る所でキャンプをする人達が見受けられた。ドイツではキャンピングカーを引いた車をよく見かける。
◆ローテンブルク
ローテンブルグは赤い屋根、クリーム色の壁で統一された美しい町だ。夜9時、ローテンブルグの市庁舎へ仕掛け時計を見に行った。窓にポッと明かりがつき、左のテリー将軍がしゃくを上下に少し動かし、右のヌッシュ市長がジョッキを傾けて飲むというシーンだった。走行距離345q。
ホテル ローテンブルグ |
シュネーバル(雪玉) ローテンブルグ名物のお菓子。それなりにおいしい。 |