ポルトガル 3 リスボン/コインブラ/ポルト/カルダス・ダ・ライーニャ

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日程カルダス・ダ・ライーニャのホテル レプリカ広場(朝市) 9:00発---(バスで15分/11q)---オビドス9:15着(オビドス旧市街)10:55発---(バス)---リスボン 12:00着(昼食)13:30発---(バス)--- シントラ 14:00着(シントラ王宮)15:20発 ---(バス)--- ロカ岬 16:00着(ロカ岬)16:30発---(バスで1時間/40q)---リスボン17:50着
宿泊リスボン

 ◆朝市へ
 朝5時30分に目が覚め、ゆっくりと支度を整えた。今回の旅行では、持っていった湯沸かしポットが毎朝活躍して、朝のコーヒーを楽しんでいる。今日のコーヒーもおいしい。7時から添乗員さんがホテル近くの朝市に案内するというのでついていった。朝市がこれから始まろうとする時刻のようで、店の人が果物や野菜などを並べているところが多かった。ツアーの一人が量り売りの果物一つを頼んだところ、快くサービスしてくれていた。いい人たちで運営されているのだろう。

朝市の様子 ハイビスカス
 朝市
 カルダス・ダ・ライーニャ
 ハイビスカス
 朝市の帰り道で

 ◆オビドス
 朝の散策の時間もあっという間に過ぎ、9時にはオビドスに向けて出発した。といっても、オビドスはここからバスで15分と、すぐ近くにあり、あっという間に到着した。

 ポルタ・ダ・ヴィラという城門の一つがオビドスの街への入り口になっている。この城門は、聖書の場面を描いたアズレージョで覆われていて見所の一つのようだ。街は城壁の中にあり、白壁の建物と直植えや鉢植えされている花が美しい。「谷間の真珠」と称されているそうだ。陶器のお土産物や、ファドなどのCDを売る店などが目についた。そして、なんと言ってもジンジーニャというサクランボのリキュールがおいしかった。チョコのカップに入れて売っていて、散歩の途中で飲んだのだが、合計2杯を別々の場所で頼んでしまった。最初の店で飲んだものが、よく冷えていて甘く感じられ、美味しいと思った。買って帰ろうか少し迷った。

遠くにオビドス ポルタ・ダ・ヴィラ(城門の一つ) 白壁の街並み 白壁に花
 遠くにオビドス
 バスの中から
 ポルタ・ダ・ヴィラ
 オビドス
 街並み
 オビドス
 白壁に花
 オビドス
城壁からの眺め 城壁 城壁からの眺め 街で見かけた花
 城壁からの眺め
 オビドス
 城壁
 オビドス
 城壁からの眺め
 オビドス
 街で見かけた花
 オビドス
フクシア 陶器の土産物 茶目っ気ある飾り
 フクシア
 オビドス
 陶器の土産物
 オビドス
 茶目っ気ある飾り
 オビドス

 ◆シントラ
 リスボンで昼食をとってからシントラに向かった。

あさりと豚肉の炒めもの 路面電車 広場の噴水
 あさりと豚肉の炒めもの
 昼食
 路面電車
 リスボン
 広場の噴水
 リスボン

 シントラは、リスボンの北西30qにある王侯族の夏の避暑地となった街である。詩人バイロンが「エデンの園」と讃えたほど、自然と建物の調和が美しい街である。ガイドさんが、決して後ろを振り向かずに、王宮の入り口まで進めという。言う通りにして入り口に着くと、やっと後ろを見ていいという。見えた景色は下の写真「王宮から邸宅を見る」の風景である。緑の中に豪華な建物がたくさん並んでいる。上の方にはムーア人の城跡も見える。

王宮から邸宅郡を見る
 王宮から邸宅郡を見る
 シントラ

 景色を楽しんだ後、王宮内部を案内してもらった。白鳥の間は、天正遣欧少年使節(てんしょうけんおうしょうねんしせつ)当時13歳から14歳の4人の少年たちが案内された部屋だそうだ。また、2004年に皇太子も来ているとのこと。さらに、いくつかの部屋や高い煙突を備えた厨房などにも案内され、当時の様子の一端を想像してきた。

白鳥の広間 カササギの間 紋章の間 王宮 シントラ
 白鳥の広間
 王宮内部
 カササギの間
 王宮内部
 紋章の間
 王宮内部
 王宮
 シントラ

 ◆ロカ岬 「ここに地終わり、海始まる」
 シントラをあとにして、ロカ岬に着いた。ロカ岬は、ユーラシア大陸最西端に位置する岬で、高さ144mの断崖絶壁が大西洋に突き出ている。突端に立つ十字架の塔に詩人ルイス・デ・カモンイスによる「ここに地終わり、海始まる」という一節が刻まれていて、ガイドさんがその説明をしている。あたりには、海岸性の植物が生えていて、硬い棘をもっていて触ると肌が傷つきそうだ。下は崖になっていて、柵がつけられていた。風が強く吹く中、遊歩道を少し歩いて最西端まで来たことを心に刻んだ。記念に花文字で名前が記された最西端到達証明書を発行してもらった。

十字架の塔の石碑 ロカ岬の眺め 下は深い崖 海岸の花
 十字架の塔の石碑
 ロカ岬
 ロカ岬の眺め
 ロカ岬
 下は深い崖
 ロカ岬
 海岸の花
 ロカ岬

 ◆リスボン グルベンキアン美術館の庭園へ
 夕方、リスボンの初日に訪れた美術館の庭園に行ってみた。多くの人が公園のいろいろな場所をみつけて、さまざまな時間を過ごしていた。


日程リスボン 8:45発---(徒歩・トラム)---リスボンの市内散策(フィゲイラ広場/ポルタス・ド・ソル/サン・ジョルジェ城/サン・ビセンテ・デ・フォーラ教会)---(徒歩・トラム)---12:10(昼食)13:10---自由行動(サンタ・ジュスタのエレベーター、ケーブルカー グロリア線、植物園)---(トラム・徒歩)--- ホテル17:15着  20:00発---(バス)---20:20(ファド)22:30---(バス)---ホテル23:00着
宿泊リスボン

 ◆リスボンの下町散策
 リスボンは、テージョ川の河口に広がる港湾都市で、丘が多く「7つの丘の街」と称される。街中は坂が多くケーブルカー、トラムなどが走り、情緒ある街並みをつくっている。アルファマ地区を中心に案内してもらった。ホテルから地下鉄とトラムと徒歩で、カモンイス広場、カテドラル、サン・ビセンテ・デ・フォーラ教会、サンタ・ルジア展望台、サン・ジョルジェ城などをまわった。

詩人ペソアの像 カモンイスの像 トラム内 カテドラル
 詩人ペソアの像
 ブラジレイラ(カフェ)で
 カモンイスの像
 カモンイス広場
 トラム内
 リスボン
 カテドラル
 リスボン
トラム サン・ビセンテ・デ・フォーラ教会 船にカラスが乗っている サン・ビセンテ・デ・フォーラ教会内部
 トラム
 
 サン・ビセンテ・デ・フォーラ教会
 
 船にカラスが乗っている
 サン・ビセンテ・デ・フォーラ教会
 教会内部
 サン・ビセンテ・デ・フォーラ教会
トラム サンタ・ルジア展望台から
 トラム
 
 サンタ・ルジア展望台から
 

 ●サン・ジョルジェ城
 リスボンで最も古い街並みが残るアルファマ地区の丘の頂上に立つ城。古代ローマの砦が基となった城で、街の眺めが良い場所である。この日は天気も良く、街並みやテージョ川を行き来する渡し船などもよく見えた。

サン・ジョルジェ城入り口 サン・ジョルジェ城内から サン・ジョルジェ城内からサ
 サン・ジョルジェ城入り口
 
 サン・ジョルジェ城内から
 
 サン・ジョルジェ城内から
 
サン・ジョルジェ城内から クジャク インコ?
 サン・ジョルジェ城内から
 
 クジャク
 サン・ジョルジェ城内
 インコ
 サン・ジョルジェ城内から

 ●共同の洗濯場
 路地裏を歩いていると、ガイドさんが建物の中に入って何か交渉しているようだった。共同の洗濯場の見学の許可をもらったようだ。水の入ったプールが板でいくつかの長方形に仕切られ、それぞれ手前の方には洗濯板が備えてある。白と青のマーブル模様の石けんを使って洗うのだと言っていた。とてもよく汚れが落ちるというので、後でデパートの地下で同じような模様の石けんを買い求めてきた。この洗濯場は今も使われていることからも、この地区の人たちの暮らしは決して豊かではない。葡萄も安い値段で売られていた。

共同の洗濯場 葡萄が安い 魚介類のワイン蒸し
 共同の洗濯場
 路地裏散策
 葡萄が安い
 路地裏散策
 魚介類のワイン蒸し
 昼食

 ◆午後は自由行動なのでエレベータ、ケーブルカーそして植物園
  まず、エレベーターに並んだ。日差しの強い中40分待ち。乗る時間はあっという間。2機あって、中からの景色があまり見えない方だったようだ。次は、ケーブルカー。トラムと同じような車両だが、スプレーのいたずら書きが酷い。日本ならば、そのままにしておかないだろうなと思いつつ、乗った。これも短い距離なのであっという間。最後に植物園へ。これは、地下鉄の駅を降りてから苦労した。見えてはいるが、入り口が見つからず、なかなかたどり着かない。地図を示して道を尋ねてようやく到着。中は、木がたくさんあり、日陰もあってとても涼しい。1時間くらいいただろうか。その後、途中デパートでアイスクリームを食べたり、鰯の缶詰、石けんなどを買い求めてホテルに戻った。

くちばしの家 アウグス通り アウグス通り エレベーター
 くちばしの家
 アルファマ地区
 アウグス通り
 
 アウグス通り
 
 エレベーター
 サンタ・ジュスタのエレベーター
サン・ロケ教会 サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台から ケーブルカー 植物園の花
 サン・ロケ教会
 
 サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台から
 
 ケーブルカー
 グロリア線
 花
 植物園

 ◆夕食でファドを聴く
 夕食は、食事をとりがらファドが聴けるレストランに行った。ホテルからバスで20分ほどの距離にあるレストランで、日本の旅行者やイタリアなど他の国の旅行者がそれぞれグループできていた。ギターの奏者が2人、そして歌手は3人は女性、1人は男性で1人ずつ歌ったり、複数で歌ったりしていた。歌と歌の間には、複数の人たちの踊りもあった。旅行最後の夜で、ワインのほろ酔い、疲れもあって睡魔に襲われそうになった瞬間もあったが、2時間ほどのショーは心地よく過ぎていった。若い髪の長い女性の歌が良かった。

ファドュ ファド ファド 夕食の帰りの夜景
 ファド
 夕食
 ファド
 夕食
 ファド
 夕食
 ロシオ駅夜景
 夕食の帰り

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初版:2013年9月6日、最終更新:2020年7月8日