スペイン 3 −スペイン世界遺産めぐり−
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 9時30分、ホテルを出て徒歩でトレド市内を見学。カテドラル、市庁舎、サント・トメ教会を見学。カテドラルにはスペインの主席大司教座がある。この日、8月15日は聖水がふるまわれる日だった。写真のように、並んでいる丸い壺を手に取り、高く掲げて口を付けずに飲む。飲むと健康でいられるという。サント・トメ教会ではエル・ゴレコの「オルガス伯爵の埋葬」を見て、「どの人が作者でしょう」などと質問されながら、絵の説明を受けた。エル・グレコの石碑、サンマルティン橋をみながらバスまで移動した。最後に、タホ川を隔てたトレドの全景をもう一度見てからマドリードに向かった。

【トレド市内】

アルカサール サンタクルス美術館 銃弾の跡 カテドラル
 アルカサール
 トレド
 サンタクルス美術館
 トレド
 銃弾の跡
 スペイン内戦 トレド
 カテドラル
 トレド
聖水を飲む人 オルガス伯爵の埋葬 サン・マルティン橋
 聖水を飲む人
 カテドラル トレド
 オルガス伯爵の埋葬
 サントトメ教会 トレド
 サン・マルティン橋
 トレド

 マドリードは、スリがとても多いらしい。レストランで昼食をとった後、外で仲間を待っているとき、現地ガイドさんが、今スリが通っていったので気をつけなさいという。後ろ姿を見ていると、Uターンしてこちらへ向かってきた。すぐ横まで近づいてきて来たので、用心して再びレストランに避難した。

 プラド美術館では、フラ・アンジェリコ、ラファエロ、ベラスケス、エルグレコ、ルーベンス、ゴヤの作品の説明を受けた。絵が表現している背景にはいろいろなおもしろい話があるようだ。現地ガイドの推測も含まれていたと思うが、人物の説明を興味深く聞いた。少しでも絵に興味のある人ならば、もっと印象深く説明を聞けたに違いない。

【プラド美術館】

プラド美術館 受胎告知 ラス・メニーナス
 プラド美術館
 マドリード
 受胎告知
 プラド美術館
 ラス・メニーナス
 プラド美術館
三美神 着衣のマハ カルロス4世の家族
 三美神
 プラド美術館
 着衣のマハ
 プラド美術館
 カルロス4世の家族
 プラド美術館

 その後、王宮やスペイン広場のドンキホーテ像などを見学して5時20分ホテル着。

【マドリード市内】

アルカラ門 中央郵便局 シベーレス広場 スペイン広場1
 アルカラ門
 マドリード市内
 中央郵便局
 マドリード市内
 シベーレス広場
 マドリード市内
 スペイン広場
 マドリード市内
スペイン広場2 王宮 フェリペ4世の像
 スペイン広場
 マドリード市内
 王宮
 マドリード市内
 フェリペ4世の像
 マドリード市内

【食事】

生ハム ハムの肉 チキン煮込みとポテト スープ
 生ハム
 前菜 昼食
 ハムの肉
 店内の様子 昼食
 チキン煮込みとポテト
 メインデッシュ 昼食
 スープ
 中華 夕食

 朝食をとってから外へ出てみると、半袖と長ズボンで涼しさを感じる気温だった。9時にホテルを出発してアビラヘ向かった。

 アビラは11世紀につくられた高さ11〜12m、長さ2.5qの城壁が残っている町だ。石の町、聖人の町と言われる。また、セゴビアは長さ728mのローマの水道橋、ディズニーの白雪姫の城のモデルにもなったアルカサルを見学する。

 バスの中で現地ガイドの喜多さんがスペインについて話をしている。スペインの所得水準はEU加盟前は70/100で、加盟後急上昇して現在は90/100に近づいている。住居の値上がりも激しく、現在は5,6年前の2倍の値段になっているという。裕福な人は家を2軒持っているが、もてない人との格差が大きくなってきている。コーヒーの値段は0.6ユーロから1.2ユーロになった。スペインの人口はつい3週間前の発表では、4440万人。出生率は1.12と低いので、移民を受け入れて人口増加を図る政策を取り入れている。現在250万人が正式移民で不法移民の数は100万人ぐらいと推定されている。モロッコ、中南米、東ヨーロッパからの移民が多い。

 人口の割に交通事故死者が多いので、2006年7月1日から点数制を導入し12点がなくなると免許が取り上げられるようになった。ワインの国だが、飲酒運転にも厳しく、飲酒運転は6点減となる。また、カメラも導入した。効果はあがっているという。時速140qのスピードが100〜120qにダウンしているという。

 アビラには10時20分過ぎに到着。高地なので気温16℃。上着を用意するように言われていたが、こんなに涼しいとは思っていた以上だ。しかし、さわやかな感じで気持ちがいい。予定にしたがって見学して、サンタ・テレサの名前がついた町の名物菓子をおみやげに買った。クアトロポステスから城壁の遠景を見て、それからセゴビアに移動した。

【アビラ】

車窓 城壁の門 カテドラル 町の様子
 車窓
 アビラヘ向かう
 城壁の門
 アビラ
 カテドラル
 アビラ
 町の様子
 アビラ
サンタ・テレサ像 エン・カルナシオン修道院 町の城壁
 サンタ・テレサ像
 アビラ
 エン・カルナシオン修道院
 アビラ
 町の城壁
 クアトロ・ポステスから アビラ

 午後1時過ぎにセゴビアに着き昼食。昼食後に町の中、城の中を説明を受けながら歩いて見学。なんといってもローマの水道橋は圧巻だった。高さも長さも凄いが、これが紀元1世紀につくられたというのにも驚くばかりだ。

【セゴビア】

水道橋 カテドラル 土産物屋
 水道橋
 セゴビア
 カテドラル
 セゴビア 貴婦人と呼ばれる
 土産物屋
 カテドラル前 セゴビア
アルカサール アルカサール
 アルカサール
 セゴビア 白雪姫のモデルになった
 アルカサール
 セゴビア

 アルカサールをバックに、ツアーに参加した人たち全員が自然に集まって記念撮影。シャッターを押す現地ガイドさんのところには、自分のカメラにおさめてもらおうと、たくさんのカメラが並んだ。5時15分セゴビアを立ち、マドリード市内の革屋の免税店で買い物をして、ホテルには8時少し前に戻ってきた。明日は日本に帰る日だ。

【食事】

 セゴビアのパラドールで名物の子豚の丸焼きを昼食に食べた。味は良いが量は多く、私は2/3ぐらい食べたが、完食した人はごく少ない。パラドールからの眺めはすばらしくよかった。

煮込みとスープ4品 子豚の丸焼き 子豚 ナティーリアス
 煮込みとスープ4品
 前菜 昼食
 子豚の丸焼き
 切り分ける前 昼食
 子豚の丸焼き
 切り分けた 昼食
 ナティーリアス
 デザート 昼食
 7時40分にホテルを立ってバラハス空港に8時過ぎに到着。チェックインはそれほど厳しくなかった。KL1700便で、マドリードのバラハス空港からアムステルダムのスキポール空港へ飛び、乗り換えて15時20分にスキポール空港を出発した。
機中 →成田

 午前9時40分。予定通り、成田に到着。帰りの飛行機の中は狭い座席で、どうやって体を伸ばそうかとてもつらい時間を過ごした。海外旅行は、飛行機の中でのつらい思いと、ジェトラグがなければ快適になるのだが。仕方ないのかなあ。もう一つ今回つらかったのは、スペインで朝の散歩の時間がとれなかったことだ。朝はやく起きても、外は真っ暗で外出できない。明るくなった頃は朝食の時間になっていて、1日のリズムをつくるのがうまくできなかったように思う。サマータイムには反対だ。

 成田に降りると、体全体が暑い湿った空気に包まれ、モアッとした。太陽はぎらぎらしている。厳しい残暑が残っているのを思い知らされ、10日間の夢から現実に引き戻されていく。

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