石垣島 |
【石垣島の鳥見旅 2004年9月24日〜9月27日】
カンムリワシやムラサキサギ、アカハラダカなどを見に、石垣島に行ってきました。
【2時間50分の旅】
石垣島の位置を地図で調べると、台湾のすぐ隣で、羽田から飛行機で2時間50分のところにあります。遠いように思われましたが、時間をそれほど長く感じないまま到着しました。
帰りは少し気をもみました。前日メールがあり、羽田空港は大雨が予想され、遅延か欠航の恐れがあるというのです。当日になると落ち着いたようで、少し遅れたものの無事帰って来ることができました。
【美しかった川平湾】
白い砂浜と青い海の川平湾。ボートが浮かんで美しい景色でした。塩味のきいたサーターアンダギーとソフトクリームが美味しかった。
【卵型の渡り鳥観察所】
アカハラダカを見たのはタマゴの形をした渡り鳥観察所です。ここへ行く途中には「エメラルドの海を見る展望台」があり、景色を楽しむことができました。
【ヤスとカマーの店で八重山ソーキそば】
別皿でつく美味しそうなソーキが食欲をそそりました。八重山そばにも豚肉がのってこちらもよかった。実は、前日の昼もここでおすすめの麩チャンプル定食をいただきました。写真はありません。そのボリュームに圧倒され、写真を撮るのも忘れてしまったのでした。
【竹富島で水牛車観光】
初めての石垣島なので観光もしました。船で竹富島まで15分です。湧き上がる白い雲と青空そして青い海、なかなかの景色です。
水牛車は、両側にヒンプンとよばれる石垣の塀のある細い道を進みます。ハイビスカスやブーゲンビリアなどの花がきれいです。馭者(ぎょしゃ)の三線(さんしん)と歌のサービスもありました。水牛は何度も同じ道を通るので慣れたものです。途中水牛の判断で休憩などをとり、狭いカーブも車がぶつからないよう内輪差を考えたコースを選びます。馭者は自動運転と言っていました。
【出会った鳥】
【アカハラダカ】
バンナ公園渡り鳥観察所に到着すると、早速、雄が肉眼で確認できる程度の木に止まっているのを見ることができました。餌取りをしていたようです。
上空には、ときどき黒い点のように見えるアカハラダカが複数現れ、それを数えている数字も聞こえて来ました。「こっちへ来る」という声も聞こえて、随分近くの上空を飛んでいくアカハラダカの群れを何度か目にすることができました。
【カンムリワシ】
カンムリワシは簡単に見られると思っていましたが、そうでもありませんでした。しかし、成鳥も幼鳥もしっかりと見ることができました。
幹線道路脇では幼鳥を、幹線道路ではない細い道の脇の樹木では成鳥を見ました。また、畑で採食する姿も見ることができました。
【ズグロミゾゴイ】
幼鳥は2羽見ました。ミミズを引っ張り出す仕草が印象的でした。
【リュウキュウアカショウビン】
リュウキュウアカショウビンは見やすい時期が過ぎていましたが、幸運にも出会いのチャンスがありました。嬉しい出会いでした。
【ムラサキサギ】
いそうなところを何カ所か回って、ようやく姿を見ることができました。畑で成鳥2羽と草むらに幼鳥1羽を見ました。この鳥を実際に見る前、写真から羽の色や模様が好きになれませんでしたが、そのうち慣れていった気がします。
【ヒマラヤアナツバメ】
アカハラダカの出現を待っているとき、ツバメがよく飛んでいました。その中に白い部分がないツバメがときどき近づき、目の前を飛んでいきました。ヒマラヤアナツバメと教えられ、近づく度にシャッターを切りました。ファインダーに入れるのも難しい鳥でした。
【クロハラアジサシ・ツメナガセキレイ】
石垣島に到着早々目にしたのがクロハラアジサシとツメナガセキレイでした。
クロハラアジサシは畑の上を低く飛び、虫を狙っていました。ツメナガセキレイも畑で群れを見かけました。その後もどちらも田んぼなどでも見かけましたので、多く入っていたようです。
【イシガキヒヨドリ・オサハシブトガラス】
イシガキヒヨドリは亜種ヒヨドリよりも全体的に暗色とのことです。写真のチャンスが意外と少なく、探しました。
オサハシブトガラスはどこにでもいるという印象です。
【リュウキュウヨシゴイなど】
リュウキュウヨシゴイは地元千葉県でも一度見ていますが、ここで見たのは幼鳥でした。
【シギなど】
田んぼをのぞくと、シギなどがたくさん見られました。とくに、ヒバリシギが群れで見られ多いなという印象でした。水が入った田んぼに緑色を背景に見るシギたちはとても美しく見えました。
【エゾビタキ・コサメビタキ】
エゾビタキやコサメビタキ、ムシクイも見ました。