ギリシャ 3 アテネ/カランバカ/イテア/オリンピア

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日程オリンピア/ホテル8:10発---オリンピアの遺跡(ヘラ神殿・古代オリンピック競技が行われたスタジアム見学)---(バスで4時間230q)---ミケーネ(ミケーネの遺跡見学)---(バスで1時間43q)---コリントス運河(運河見学)---(バスで1時間30分83q)--- アテネ/ホテル18:30着
宿泊アテネ

 ◆朝の散歩
 朝食前後にホテル周辺を歩いてみた。このホテルは町から離れたところにあり、車の通りもない静かな高台にある。民家の庭先にはブーゲンビリアやノウゼンカズラなどの花が咲いている。野鳥はツバメやシラコバト、カラスなどを見かけた。

水飲み場/オリンピアの朝の散歩 ブーゲンビリア/オリンピアの朝の散歩
 水飲み場
 朝の散歩/オリンピア
 ブーゲンビリア
 朝の散歩/オリンピア

 ◆オリンピアの遺跡
 オリンピアの遺跡の入り口を入ると、到着前に車中で説明されていた通り、朝まだ早いのに発掘作業をしている人たちがいた。発掘されていない場所がまだ残っているのである。古代オリンピアの祭典は4年に1度5日間行われ、裸で競技をしたのだそうだ。競技に参加する人は、1ヶ月前ぐらいからやってきて練習したという。観衆は4万人ぐらい集まったらしい。写真の闘技場では、レスリングなどが行われた。宿泊施設もあったが、それはビップ用でほとんどは野宿だったのだという。2004年のオリンピックの時に、写真にあるようにゼウスの神殿の柱が1本だけ復元された。現在、この遺跡にはユダの木(ハナズオウ)がたくさん植えられていて、春に紫の花をつける。

闘技場/オリンピアの遺跡 ユダの木/オリンピアの遺跡 ゼウスの神殿/オリンピアの遺跡
 闘技場
 オリンピアの遺跡
 ユダの木
 オリンピアの遺跡
 ゼウスの神殿
 オリンピアの遺跡
メイン通り 野生の梨/オリンピアの遺跡
 メイン通り
 オリンピアの遺跡
 野生の梨
 オリンピアの遺跡

 ヘラ神殿は紀元前600年頃作られた。ヘラ神殿の前には聖火の採火場があり、聖火はここで生まれてきた。2020年の東京オリンピックの時も、ここで生まれた聖火が運ばれる。ガイドさんが採火の様子を写真を使って説明していた。

ヘラ神殿/オリンピアの遺跡 聖火の採火場/オリンピアの遺跡 採火の様子/オリンピアの遺跡
 ヘラ神殿
 オリンピアの遺跡
 聖火の採火場
 オリンピアの遺跡
 採火の様子
 オリンピアの遺跡

 競技場への門はネロの凱旋門という。門を入ると、石でつくられたスタートラインがあった。スタートラインを見ると気持ちが高揚するのか、ツアー同行の人たちはこの石の上に立ってスタートのポーズをとったり、中には往復400mを本当に走ってしまう若い女性もいた。中高年のように体が痛くなったり、簡単に疲れたりしないようである。若者は凄いエネルギーを秘めていると改めて思う。

競技場への門/オリンピアの遺跡 競技場/オリンピアの遺跡 競技場の石のスタートライン/オリンピアの遺跡
 競技場への門
 オリンピアの遺跡
 競技場
 オリンピアの遺跡
 石のスタートライン
 オリンピアの遺跡

 ◆ミケーネ遺跡
 この日は午後も見学の予定が入っていて、ミケーネ遺跡へ行った。ドーム状の屋根を持つアトレウスの宝庫を見学後、博物館、獅子の門、円形墓地、王宮の跡と見た。博物館から王宮の跡までは上り坂が続き、少し体力が必要な見学だった。この旅行の出発前、ほんの少しだがウォーキングで体力を養っていてよかったと思うコースであった。

アトレウスの宝庫/ミケーネ遺跡 遺跡の立体模型/ミケーネ博物館 獅子の門/ミケーネ遺跡
 アトレウスの宝庫
 ミケーネ遺跡
 遺跡の立体模型
 ミケーネ博物館
 獅子の門
 ミケーネ遺跡
獅子の門/ミケーネ遺跡 円形墓地/ミケーネ遺跡 王宮の跡/ミケーネ遺跡
 獅子の門
 ミケーネ遺跡
 円形墓地
 ミケーネ遺跡
 王宮の跡
 ミケーネ遺跡

 ◆コリントス運河
 ミケーネからアテネに向かう途中で、コリントス運河を見学した。壁の高さはおよそ80m、上から見るととても深く感じる。自然の力ではなく、人間の力で大変な労力とお金を費やしたのだろうが、その後の利用は多くないようだ。船の幅が広がり、運河の幅がそれに合わなくなったためだ。

コリントス運河/コリントス
 コリントス運河
 コリントス

 ◆この日の昼食
 肉とジャガイモの煮込みは肉じゃが風でおいしく感じた。

トマトのピラフ詰め/昼食 肉じゃが/昼食
 トマトのピラフ詰め
 昼食
 肉じゃが
 昼食

 ◆パルテノン神殿夜景
 夕食はアテネのホテル屋上のレストランでとった。夜7時30分頃、屋上からはアクロポリスにあるパルテノン神殿がよく見えていた。食事をしている間に暗くなり、ライトアップされたパルテノン神殿が遠くに浮き上がるように見えるようになっていった。美味しい料理と少しお酒も入ってこの夜景、至福の時を味わいながらの夕食となった。

パルテノン神殿/アテネ ライトアップされたパルテノン神殿/アテネ
 パルテノン神殿
 アテネ
 パルテノン神殿
 アテネ

日程アテネ/ホテル 7:30発---バス(アテネ近郊港)〜〜〜エーゲ海(サロニコス湾)クルーズ(イドラ島・ポロス島・エギナ島)〜〜〜バス(アテネ近郊港)---アテネ/ホテル22:00着
宿泊アテネ

 ◆イドラ島
 「カリメーラ」ギリシャ語で「おはようございます」。今日はサロニコス湾に浮かぶ3つの島巡りをする。ホテルからバスで10分ほどで港に着くと、港には軍艦、ヨット、ボート、我々を運ぶ船などいろいろな船が浮かんでいた。サックスで「すきやき」の曲などのもてなしを受けて船に乗り込んだ。船は3階だてになっていて、1階が食堂、2、3階が座ってくつろぐスペースだ。2階に席がキープされていて、座ると日本人スタッフから本日の日程について説明があった。この日は出航した港から最も遠いイドラ島、そしてポロス島、エギナ島の順に立ち寄る予定だ。少し蒸し暑く、残念ながら今まで抱いていたエーゲ海というさわやかなイメージは実感できない。それでも、デッキに出て風を受けると汗は引いていく。船はほとんど揺れることもなく進み、途中ヨットや高速船のような船を見た。野鳥は遠くを飛ぶ大型カモメを何度か見たが、近づいてくるものはない。

「すきやき」で歓迎/アテネ 高速船/イドラ島への途中 ボートとヨット/イドラ島への途中
 「すきやき」で歓迎
 アテネ
 高速船
 イドラ島への途中
 ボートとヨット
 イドラ島への途中

 11:20頃イドラ島到着。この島の唯一の交通手段となっているロバが、何頭も並んで客を待っていた。しかし、われわれは自分の足で歩く予定だ。島は観光客でいっぱいだ。道路、土産物店、カフェなどが人でうめつくされている。島のホテルに宿泊している人もいるのだろう、移動のためにスーツケースを持って船に乗り込む人もいる。人の間を縫うように進んで、港の端から端まで歩いてみた。高いところに上ると、船着き場や島の建物などが一望できる。建物は白い壁に赤色の瓦屋根が美しい。この風景を背景にして、近くの人に頼んで記念写真を撮る。ヨーロッパの人もとても親切だ。快くシャッターを押してくれる。午後1時前には船に戻り、ランチタイムである。席は予約されていて、バイキングなので好きなものをとって食べた。歩いたので結構お腹もすいていて、美味しくいただいた。

ロバの乗り物/イドラ島 港のボート/イドラ島 島の風景/イドラ島 島の風景/イドラ島
 ロバの乗り物
 イドラ島
 港のボート
 イドラ島
 島の風景
 イドラ島
 島の風景
 イドラ島

 ◆ポロス島 
 14:00頃2番目の島、ポロス島に到着。島の高い場所に時計塔が建っているので、そこまで行ってくる。途中、日本語の道案内があり、迷わずに行けると思った・・・。気がついたら後ろに人がいない。残念なことに道案内板を見落とした。すこし引き返して時計塔にたどり着く。帰りに土産物店をのぞいたが、気になるものはなかった。

島の風景/ポロス島 島の風景/ポロス島 時計台/ポロス島
 島の風景
 ポロス島
 島の風景
 ポロス島
 時計台
 ポロス島

 ◆エギナ島
 ここでは、アフェア神殿のツアーに参加した。途中ピスタチオの林を通っていく。木には実がたくさんついているのが見え、手の伸ばすとたくさん収穫できそうだった。アフェア神殿は、紀元前480年ごろ建てられた神殿で、パルテノン神殿(紀元前438年)より古い。丘の上に立つが、発見されるまで木々に隠れていたという。神殿見学の後に食べたピスタチオアイスは、ガイドの言う通り美味しかった。アギオス・ネクタリオス修道院の前ではピスタチオを売っていて、1袋2.5ユーロ、5袋10ユーロ、お土産用に何袋かを購入した。

アフェア神殿/エギナ島 アフェア神殿/エギナ島 アギオス・ネクタリオス修道院/エギナ島 ピスタチオ/エギナ島
 アフェア神殿
 エギナ島
 アフェア神殿
 エギナ島
 アギオス・ネクタリオス修道院
 エギナ島
 ピスタチオ
 エギナ島

 ◆夕景を見ながら夕食
 アテネの最後の夜は、海が近くのレストランでロブスター、蒸し魚をいただく。どちらもとても美味しい。

ロブスター/アテネ 夕食時の夕景/アテネ ライトアップ/パルテノン神殿
 ロブスター
 夕食/アテネ
 夕食時の夕景
 アテネ
 ライトアップ
 パルテノン神殿
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初版:2014年9月7日、最終更新:2020年7月6日